屋久島・九州ツーリング

2007年5月GW
 〜まえおき
 この旅はアフリカツインで行く初の長期間・長距離ツーリングとなった。これまで小排気量でも結構な距離を走ってきているし、バイク歴も大方10年になろうかというが、1週間もの旅は実は今回が初めてとなる。
 ひょんとしたことからうちの会社、今年のGWは比較的長期間(といっても8日くらいであるが)あることが2月頃にわかったため、ここぞと言わんばかりに計画を立てた。本当はバイクの聖地・北海道と迷ったが、5月はまだ寒いだろうということと一週間ではちときついかなということもあり、南へ行くことに決定。後半はいつもの中川ツーリングに合流できることもあり、今回は念願の屋久島行きへ決定っと。


 今回はソロ・ツーリング(一人旅)になるので入念に準備をした。屋久島への上陸はGWでも普段日に当たるようにうまく調整した。また初めて屋久島へ行く場合、海や山のどちらかに絞った方が良さそうだったので念願の縄文杉とかもののけ姫の森とか見たいので今回は山中心に旅をする。

 宿は民宿を予約した。3月の段階で予約しておいたので余裕で取れた。またバイクや車で行く場合は島で最低一泊することになる。カーフェリーは何と1日1便しかない上に一社のみ。しかも朝鹿児島を出て昼過ぎに屋久島に着く。この場合初日に縄文杉まで行くのはほぼ不可能だ。また
貨物船で人間とバイクを運んでくれるルートも存在する。コレだと前日の夕方に鹿児島出発、翌日の早朝に屋久島へ上陸することができる。今回は後者を利用しないとこの計画遂行は困難だ。

 また縄文杉を見るなら軽登山(当然徒歩)以上の体力と装備が必要になるので、あらかじめ登山装備の用意も必要である。今回は予算的にパニヤを用意できない・・・と出発までに色々と問題が出た。



 ここ数年運動という運動を全くしていないので、縄文杉登山に向けてジョギングを開始(わずか2ヶ月間くらいでもやっておけば登山が相当楽になります)何もしないでいきなり登山・・・は多分体を壊します。壊さなくても筋肉痛で後半のツーリングは絶望でしょうなあ。
 縄文杉まで比較的歩きやすい一般的なルート(荒川林道のトロッコ軌道ルート)でも往復20kmは最低歩く。

主な日程(計画段階)
 
4/28 仕事が終了後、深夜出発(四国・愛媛からの出発) 八幡浜〜臼杵フェリー
 
4/29 四国脱出!〜鹿児島へ
 
4/30 屋久島上陸→白谷雲水峡(もののけ姫の森)・屋久島一周ラーン
 5/01 縄文杉登山(徒歩往復8時間 荒川登山道の場合駐車場から往復約20km)
 5/02 屋久島→鹿児島・指宿へ
 
5/03 指宿→大分(中川御一行様と合流)
 
5/04 大分炭酸泉巡り(長湯温泉街)
 
5/05 岐路へ(三崎〜佐賀関フェリーで四国上陸)



出発当日2007年 
4月28日 好天候

 出発前の様子。今回はパニヤケースを購入する金銭的余裕がなかったので、急遽以前から使っているサイドバックに詰め込んだ。サイドカバーが擦れるので保護フィルムを貼ってます。それと荷台にはGOLDWINの防水バックとリュックを併用している。高速時の料金の支払いにも便利な2Lのスモール・タンクバックも装備してある。
 登山用のステッキや雨具・衣料品とかは防水バックに詰めてある。パンク修理キットやちっとした工具はサイドバックに入れてある。キャンプはしないが流石に七日分の着替えなどを入れれば過去最高の荷物量だ。
 それと必ず腰にくるので大荷物の入ったリュックは走行時は背負わないようにする。






 八幡浜へ出発 高速で1時間くらいかな。フェリーは八幡浜〜臼杵の九四オレンジフェリー 大体2時間15分の船旅になります。自分は1便の1時15分発にした。

八幡浜 乗り場にて


↓日替わり
2007年 
4月29日 好天候 3時30分に臼杵着
 結局今晩は寝られなかった。2時間15分では寝付く前に臼杵に着いてしまった。臼杵到着は3時30分くらい。6時くらいまでには熊本市内に入りたい。

夜明け

流石にこの時期の早朝は寒い 場所も阿蘇の中腹を走っているので尚更。


熊本に入り 初めて給油

熊本〜八代まで高速でショートカットする。この区間は混むらしいのだ。八代から人吉までは下道国道219でゆっくりと。



219号 人吉街道
この時は空いていましたが、全線追い抜き禁止ラインなので一台でも遅いとダメです。

 人吉には8時過ぎには着いていた。高速と下道のペースは行楽シーズンだと今一わからない。まあ早く着く分には問題ないので、予定どうり人吉から鹿児島まで一気に高速をとばす。アフリカツインでの高速走行はほんと楽チン。最高速はそれほどでもないが、風が当たらないのと重量があるのでヒラヒラしないのだ。





 11時半に七ツ島に到着 ハイビスカスという貨物船に乗せてもらうのだ。ちなみにフェリー屋久島とは別の港なので要注意。帰りは後者の予定。前者は種子島経由で向かうので時間は約13時間と結構かかる。しかし夜を挟むため船内で一泊できるのだ。遠方からのバイク乗りにとってかなりありがたい。

 写真のプレハブが事務所だ。ここでチケットを買う。14時半から買えるらしい。車はあらかじめ予約が必要。バイクの場合予約は出来ないそうだ(一応問い合わせてみる事)。これはフェリー屋久島も同じで下手をすると乗れないので早めの行動が大事。

 屋久島行きの貨物船
ハイビスカスは18時出航。この分だと相当時間がありそう。もともと雨が降っても余裕で着ける計画なので当然だろう。

 あまりに時間があるので、渚100選の吹き上げ浜に行ってみた。ここから1時間くらいで行ける。

日本の砂丘の一つになるらしい。こんな砂浜が約50km続くのだ。流石に混んでいた。こんな時期・時間帯に来るトコじゃない。


七つ島シーサイドパーク ここで必要なものを揃える。腹ごしらえもついでにする。ちょうどハイビスカスの港の真向かいなので便利がいい。ホームセンタもあるので屋久島に行くための雑貨は本当に何でも揃いそう。
 あと
ハイビスカスの船内は当然売店はないのであらかじめ食料は用意しておく必要がある。一応船内にはカップヌードルとドリンクの自販機はある。種子島で荷物の積み下ろしに結構長い時間停泊するので、少しの間なら下船して買出しへ行くことも可能だ。



そうこうしている間に船が着ていた。
本当に貨物船だった・・・本当に乗せてもらえるのか?

ハイビスカス 該当ページ
トッピー 該当ページ ※人のみの運搬になります。バイクや車は乗れません。乗り場も七つ島ではありません。

ハイビスカスは当時 750cc未満の単車は5000円・2等室3000円の片道8000円だ。



 混んでいる。ハッキリ言って
寝るスペースが無い。外国人客とかの徒歩客が半数を占めていた。幸いバイク乗りの客も大勢いて、MT01の方とGSの方と呑みながら話をして過ごした。そんなこんなから何とか寝るスペースも確保できた。足は伸ばせないが・・・仕方が無い。これならカンパンにテントでも張らせてくれ〜
カンパンにラーメンの自販機がある。
数少ないユーティリティーの一つだ。


 さらにMT01の酒癖の悪いこと悪いこと。消灯しても何やらブツブツと言っている。結局仮眠程度しかできなかったので、事実上28日土曜日の朝から起きていることになる。2日と半日くらい起きていることになるが、まあ屋久島ではちゃんとした宿を取っているので今度こそ寝られるはずだ。ある意味これは耐久ツーリングのかほりがしないか!?かつての原付二種24H耐久ツーリングの経験が役立っていることは確かだ。

 社会人で時間が限られている時期に四国から屋久島へバイクで行こうって言うんだから、体力と無理はそれなりに要ります。

 ハイビスカスは遠方からのバイク乗りにとってはかなりありがたい。バイクや車で屋久島へ上陸する場合はかなり制限される。フェリー屋久島に乗る場合は、朝8時までには鹿児島港に到着していなければならない。こうなると四国から屋久島へ行くとすれば鹿児島で一泊するしかない。時期が時期だったので仕方が無いのかもしれないが、ハイビスカスは超満員で寝られるスペースすらなかった。燃料の高騰化もあり仕方が無いのかもしれないが、無理に詰め込むのはやめるべきだろう。完全予約制にするか、バイクや車で屋久島へ上陸する客・最悪は大荷物がある徒歩客のみに限定すべきだろう。徒歩客用にはちゃーんとトッピーがあるんだからね。



重要ポイント バイクと一緒に屋久島へ行ける船のダイヤ ※2つ方法があるがいずれも一日1便のみ(2007年時点)

フェリー屋久島2 鹿児島発8:30→屋久島到着12:30 (所要時間4時間)
→遅くとも8時には鹿児島港にいなければならない。バイクは予約もできないので、それよりも早めから並んでいなければ乗れない可能性もある。四国から・・・しかも香川とかの場合、恐らく前日の仕事を終えてそのまま出発しても間に合わないと思う。
ミニ情報:船内・・・極めて快適 広い上に風呂やラウンジ・劇場まであるまるで豪華客船 時間があるならこっちがオススメ。

ハイビスカス 鹿児島(七つ島)18:00→屋久島到着(翌日)7:00 (所要時間13時間)
→仕事が終わってその日は家で寝て、次の日(もち早朝)出発しても大丈夫だろう(多分ギリギリだろうけど)その場合、四国から九州へ渡るフェリーは宇和島運輸フェリーで臼杵行きの最低でも3便5:50発には乗れるようにしなければならないだろう。熊本までのルート次第では三崎〜佐賀関・もしくは別府でも可能かもしれない。
ミニ情報:船内・・・ユーティリティーはトイレと自販機のみ。密航クラスともいえるかな。寝る分には全く問題ないが空いていればの話 神経質な人は無理でしょうなぁ。

 ちなみに四国から鹿児島まで行くだけでも九州への上陸手段のフェリーの搭乗時間と部分高速道路を含めて、どんなに急いでも半日以上かかります。バイク乗りで且つ遠方からで仕事柄時間が無いなら、屋久島への行きしは後者になると思う。




MT01氏は種子島の停泊時に買出しに行ったので、その隙に眠気をそそった。ちょとは寝れたかな。

次の日 4月30日

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